懐かしのワークステーション

JSTAR
JSTTRと言われても何の事やら分からないでしょうね。
JSTARとは1980年当時富士ゼロックスが開発した
ワークステーションです。
今でさえ当たり前のように我々はLAN接続を使用して
インターネットやクラウド等利用していますが、
この考え方や接続方式はこのJSTARが先駆者と言っても過言ではないでしょう。
JSTARの前身のSTARは米ゼロックスのパロアルト研究所にて自分たちの為だけに
開発されたのです。しかし、そんな便利なものは市場に出しなさいと
アメリカ政府から圧力を受け、仕方なく市場向けに開発されたといわれています。
スティーブジョブスやビルゲイツもパロアルトを見学し、
よく言えばMACやWindows開発のヒントにしたといわれています。
悪く言えばパクリですがね。


当時私はこのJSTARのカスタマーエンジニアをしていました。
この機種は社を挙げての重要販売戦略と言われ、
全国に600ネットの契約目標を高らかに掲げていました。
でもこのJSTARは凄い機種ですよ。
ファイルサーバー接続や遠隔地との接続(今でいうVPN)LANによって共有されたプリンター等
45年前当時に既に確立されていました。
凄いと思いませんか?


アプリケーションも特に図形処理が素晴らしく、もしそのアプリが
今でもあったら使いたい位先進的なものでした。
しかし、デメリットもありました。
仮想記憶方式を用いたシステムは膨大な起動ソフトが立ち上がるまで15分位はじっと待たなければなりません。
当然再起動も15分。
そうです。立ち上げ時間がとてつもなく遅いのです。

もう一つのデメリットはとてつもなく高価なシステムでした。
1システムで数千万円と言う高級品だったのです。

そんなこともあって後に市場を席巻するWindows95の出現により、
JSTARはあっという間に駆逐されてしまいました。

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