②これだけ聴いときゃ良いんじゃない?

ケイト・ブッシュ

ピンクフロイドのデビットギルモアのプロデュースで制作されたファーストアルバム
あれは友人宅で遊んでいた時ですね。丁度ラジオから「嵐が丘」(後に恋のから騒ぎのテーマ曲に採用)がオンエアされたときです。これを聴いて友人と二人で本当にぶったまげた。「すげーこの人どこから声出してんの?」勿論驚き以上に声質と曲の素晴らしさにほれ込んだ私は、はやる気持ちを抑えきれずに翌日レコード屋にGOですよ。全曲聴いた感想はと言えば、いやー曲もミュージシャンも全てにおいて優秀すぎる!参加ミュージシャンはギルモアの弟子ギタリストのイアン・ベヤンソンを筆頭にほぼアランパーソンズプロジェクトのメンバーで固めた充実ぶり。作曲も本人が行っており、これまた天井知らずの天才ぶり!ローリング・ザ・ボール♬なんて日本人には絶対に作れない曲だよね。しかーし、セカンドからは明らかにネタ切れです。鳴かず飛ばずとは言いませんがファーストを超えるクオリティは無く、これ以降はそこそこの平常運転モーツァルトじゃねーんだからファーストにネタをぶっこみ過ぎだよぉ….ファーストの曲を2曲くらい分けて小出しにすれば後の5枚くらいアルバムは持ったかもね。だからら聴いてほしいのはこのアルバムだけ。

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