⑥これだけ聴いとけば良いんじゃない?

Paul Simon In Concert: Live Rhymin'

サイモンとガーファンクルのポールサイモン。1970年代にフォークギターをやっていた人ならばこの人のギタープレイは必ず通る道ですね。最初はスカボロフェアを覚えて、最後にアンジーに終わるみたいなS&Gあるある。兄が熱狂的なファンだった関係で別に好きでもないのに毎日の様に聴かされ、ついにはストックホルム症候群よろしく自分も大ファンになってしまったという経緯がありました。このアルバムはサイモンがソロの時のライブアルバムです。ギターを弾く人ならば絶対に聴いてほしいアルバムのうちの一つですね。何故ならば、1曲目の「僕とフリオと校庭で」のギターストロークを聴いてみてくださいよ。これ聴いて何も思わなかったらギターは止めた方が良いかもね。こういうのが本当に上手いというんですよ。見せかけのド派手なテクニックやタッピングとか押尾コータローの足跡ばっかり踏んで悦に入っている若手ミュージシャンはこれを聴いた方が良い。目から鱗が何枚も落ちるに違いない。ジャケットのギターは多分マーチンのD28-12Fだと思うけれど、こちらの音源のギターはヤマハのカスタムモデルかもしれません。(半分は期待を込めてですが、ゴリゴリのジキジキは最高のヤマハの音)いい音で鳴っているんですよこれが。

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