㊱やっと田舎に帰れる その三

人事面接

FX入社以来の人事面接です。場所は本社の人事課の会議室で行われました。思い出したくもない入社時の涙の面接とは違って、こちらは割と穏やかな雰囲気で行われました。内容は人事課の質問にこちらが答えるという形式で行われました。一番印象深かった人事課の質問はこちらです。「営業で100%地元に帰れるかは分かりませんよ」。「エンジニアで田舎に帰るのと営業でほかの支店に行くのとどちらを選びますか?」の質問です。私はこれはトラップだと瞬時に気づきました。エンジニアで田舎は願ってもないですが、これは営業転向への決意を確認するための質問だと分かりました。私は「営業がやりたいので赴任地は関係ありません」と100点の答えを返しました。危なかったです。もし、エンジニアで云々を返していたら面接は通らなかったかもしれません。

私はおかげさまでその後の質問も無難に返すことが出来、後日、無事に人事面接をクリアとの通達を受けることが出来ました。

これでやっと福島に帰れるという思いが現実味を帯びてきました。

.....その後ですが.....本当にバカな私です。自分が嫌になります。

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