㉘生保システム仙台に納品
生保システム仙台に納品
全国のエンジニアのためのマニュアル作りも一通り終わって、ようやく生保システムは全国展開の運びとなりました。次に受注を受けていたのは某官公庁です。その時は博多と仙台に納品が有り、関西出身のMさんは博多、東北出身の私は仙台をサポートすることになりました。(本当は博多に行きたかったのだけれど)さて、ずっと東京住まいだった私には久しぶりの東北でした。ホテルに前泊し、翌日担当の東北支店に顔を出しました。サービス部には以前郡山出張所に配属していた時にお世話になった先輩のHさんが迎えてくれました。「ブン、お前出世したなぁ」という先輩のセリフには勿論、悪い気はしませんでしたが、このお言葉はここまで必死に努力した証として例え社交辞令だとしても有難く受け入れることとします。さて、納品設置は2日がかりで行われましたが、おかげさまで大きなトラブルもなく、無事に作業を終えることが出来ました。また、エンジニアさんへの引き渡しもスムーズに終えることが出来、一安心です。
その日の夜はサービス部の皆さんに国分町に飲みに連れて行っていただきました。牛タン、お店秘蔵のクジラ刺、活だこ、身の締まった牡蠣、そして特上の寿司。部の主任さんのお店への顔でこんなにも美味しいものを食べることが出来ました。自分になどこんなにしていただかなくてもいいのに、接待みたいになってしまい、困惑もありましたが、本当に良くしていただいたのは今でも感謝しています。
この生保システムはその後官公庁の東京本部や民間でも追加で5社ほど納品されるなど、実績も十分でプロジェクトは一応の成功を収めたと評価され我々はほっと、胸をなでおろしたものです。
FXの今の状況はどうなっているのかは分かりませんが、当時このプロジェクトに参加できたのは勿論大きなプレッシャーもありましたが、その後の仕事やシステムの自信につながる大きな経験となりました。これもFXに感謝です。