NO.52 小ネタ集
中板橋の借り上げ寮の間取りは5.5畳1Kのユニットバスでした。
私の部屋番号は201号室で隣の202号室は同僚のIさんでした。
ある日の夕方、彼の友人が泊りがけで遊びに来た時の事。
二人はお酒を飲みながら食事をしたり、楽しく会話をしたり。
ごく一般的な友人同士のリラックスした時間を過ごしていました。
やがて夜も深まり、そろそろ寝ようという事になった二人ですが、その前にひと風呂と言う事で
Iさんはユニットバスの湯船にお湯を張りゆっくり沈んで、これまたリラックスのひと時を楽しんでいました。
鼻歌も出たかもしれません。
しかーし、その時です!突然不幸はやってきた!
「あー俺もうダメ!!」と友人が風呂場のドアをガラッと開けました。
友人の突然の蛮行に「おい、ちょっと」とIさんが理由を訊く間もなく友人はお尻をペロンと出して便座に座るなり….
「お==い」とIさん。だが、時すでに遅し。
仲の良い二人はユニットバスの空間で「悪夢のハーモニー」♬
ここにユニットバスの盲点が有りましたとさ。